top of page

朝のルーティンは3時間

miinakanon

心身を整えるために、私は朝の3時間を充てています。夕方のパート仕事に週6で通うようになり、三ヶ月が過ぎました。今月末で四ヶ月になります。最初の一、二ヶ月はヘトヘトでしたが、三ヶ月目に入って安定感が出てきたと思います。四ヶ月目が終わろうとする今、毎日のリズムが体に染み込んできて、大変さもありますが、まあまあ快適です。


今まで幾つかの他の記事の中でも述べてきたように、私にとって心地よい暮らしは全ての基本、土台です。若い頃から引っ越しが多く、転居を決めたら最短三日後には新居で暮らし始めるような日々でした。札幌と東京の二拠点生活を二、三年続けていました。


思い立ってすぐに出かけることは、私にとってはそんなにハードルの高いことではなく、むしろじっと同じ場所に居続ける忍耐力がないため、ここに居なければならないとプレッシャーを感じると、途端に気力が萎え、死んだようになってしまうこともありました。


そんな私が、一日の中にルーティンを作るなんて、以前の私にはあり得ない発想でした。それが、良き助言者の言葉で、少しずつ考え方を変え始めたのは、十年以上前からだと思います。


やってごらんと提案されたことは、素直に実行してみるタイプです。最初は依存的だったと思いますが、今では依存している感覚はほとんどありません。やるもやらないも自由だし、それ以前に受け入れるも受け入れないも自由です。話を聞くも聞かないも自由なので、別に聞いているフリして左耳から右耳でも良い訳です。何の罪悪感も引け目もありません。私の人生は私が歩むのだから、誰かの指示や助言に従う筋合いはないと思っています。


その上で、これは取り入れてみたらすごく良いな、と手応えがあった場合、今のやり方を変えてすすんで生活の中に取り入れてきました。朝のルーティンを作りたいと思い始めたのは、確か五年前くらいだったと思います。


最初の頃は、ちょっとやっても長続きせず終了、ということばかりでした。ま、私には向いていないのね、と思ったこともありました。それでも何かを継続することで自分自身がどこか安定するのを感じるので、またやってみるか、となって、またちょっとやってみるのでした。


三日坊主でも続ければトータルで見た時には継続しているのよ、という誰かの言葉が脳裏にあります。毎日しっかり全部やるなんて、はなから無理なのだと、次第に受け入れられるようになりました。


三日続けば良しとしました。私にとっては三日も同じことを続けるなんて、奇跡的なことなんです。お祝いしました。よくぞ三日も続いたね、私、やればできるじゃん!もちろん一人でこっそり祝いました。人に言うには、当時の私には恥ずかしく、この程度で自分を褒めるなんて馬鹿じゃないのと言われそうで、忍びなかったからです。


最初はあれもこれもルーティンにしたくて、リストに書き出して見えるところに貼りました。また、私は精神科で検査する前から自身のアスペルガー傾向を自覚していましたので、これをすると決めたらトコトンこだわって変えられなくなるのではないか、それをしないと心地よくない状態になってしまうのではないかという懸念がありました。


そこで、わざとルーティンをサボって自分がどう感じるかを実験することを何度も何度も繰り返しました。その結果、例えば朝に床を拭くというルーティンは、一、二日サボっても何とかなることがわかったり、または朝ではなく夜にやっても、たまにであれば大丈夫だとわかりました。何日サボると心地悪いのか、何をどれだけやらないととっ散らかり始めるのか、沢山試しました。そうしていくと、急いでいる日でも最低限コレコレさえ押さえておけばとりあえず何とかなる、といった匙加減がわかってきました。


そうして昨年引っ越してきた小さな部屋で、時間を節約する場合は30分-1時間、しっかりアレコレできる時は3時間あれば大体いいところだという結論に至っています。2025年3月13日14時現在のマイデータです。



私の場合、ルーティンが瞑想に近い状態かもしれないと思います。淡々とすべきことをしていると、ふと考えていたことの答えが思い浮かんだり、良いアイデアが閃いたりするのです。これは捕まえておきたいと思ったらすぐにメモしたり実際にやってみます。あえてそういう、ルーティン中に横道にそれるような行動を、自分に許可しています。


そのせいで本来決めていたルーティンが出来なくても仕方ありません。明日やればいいからです。別に死ぬ訳ではないので、今日素晴らしい閃きがあったことに感謝してお祝いするだけです。


明日どうしてもやらなくては、と思ったら、すぐにスマホ内のカレンダーに書き込みます。最近、スケジュールはスマホ内のカレンダーで管理しています。すぐに忘れてしまうので、なんでも暫定の日時で書き込んでおいて、終了したらOKと書き込んでいます。これで、後から見返しても、どれが終わっていてどれが未着手なのかがわかります。


未着手のものは、また延期した日時で入れ直すか、もう不要だと思えば削除します。多分ToDoリストとか、AIを使った管理アプリとか、もっと便利なものが色々出ていそうですね。が、それを探したり比較検討している余裕がなく、とりあえず今はスマホに最初から入っているスケジュール利用一択です。もっとAIなど近代技術を活用して、時短、脳内情報の省略をもっともっとやっていきたい気持ちはあります。近いうちに、きっとトライします。

 
 
 

Commentaires


bottom of page