ペンを持つ手は1本しかありません。私は右利きなので右手に一本持ちます。時々左手に持って書いてみたり(→リンク)、絵を描く時には両手に複数本の色鉛筆を持って何色も同時に書いたりすることもありますが、基本的にボールペンは一本しか持ちません。
だからミニマムな数は一本です。
私は自宅にこの白いボディのボールペンを一本だけ置いています。カバンの中には黒いボディのボールペンを一本、仕事用のポケットに入れるための持ち物袋に水性ボールペンを一本、所持しているボールペンはこの三本だけです。
一年ほど前から、今カバンの中に入れている黒いボディのボールペンを二本と、その替え芯を、たしか三本、全て一緒に書いました。そして一年が経ち、二本は要らないかなという結論に達して、ラベルがボロボロになったタイミングで一本は処分しました。こればかり毎日使うので、替え芯はもう最後の一本分を装着していて、現在替え芯はありません。
どうってことない、コンビニでもどこにでもあるような、普通のボールペンです。一本150円だと思います。黒いボディの方は0.7mmで、これが目の悪い私にはちょうどいい太さです。白いボディの方はつい最近買ったもので、0.5mmです。書き味は少し硬めで、うーん、もう少し柔らかい方がホントは良くて、やっぱり0.7がいいかなーとは思っています。でもボディのデザインなどが気に入っているので、もうしばらく使ってみようと思っています。
一本しかなくて、収納場所(モノの住所→リンク)も決まっていますので、常にどこにあるかを探す必要もなく、しかも大切に扱うようになりました。
最初は、もし色がかすれたり、壊れたらどうしよう、とちょっとだけ思いました。でも実際にこれで生活してきて、今まで困ったことは一度もありません。不安は全て取り越し苦労だったことが証明されたと思いました。
今の私にはこの本数が心地よいです。
ちなみに鉛筆は複数本を所持しています。一箱10本は多すぎると感じます。数円安いでしょうが、その安さよりも、保管場所をなくし、いつでも別のブランドに変えられる気楽さ、身軽さの方を私は選びます。
前回は確か、コンビニかどこかで、三本入りで、削ってあってキャップも付いているものを買ったと思います。どれもこれもチビてきたので、今回は東急ハンズで、バラで二本買い足しました。今まではトンボが大好きでしたが、今回は木の色がそのまま使用されているボディで、目にも優しく、環境にも貢献している会社さんが製造したものだったと思います。
地球に優しい製品を使うことは、地球に優しい製品を作っている会社を応援することになります。買い物は投票だ、というキャッチフレーズを見たことがありますが、本当にその通りだと思います。自分が何にお金を使うかは、すなわち自分が何に心を向けているか、何にエネルギーを使うかということです。それは目に見えない世界の絵空事かもしれないけれど、宇宙には私の意思表示が確実に届いているのではないかなと、すみません、これは根拠のない話ですが、私はそう思っています。
小難しい話はさておいても、単純に、使っていて心地いい商品、使うことで自分が嬉しい商品は、地球環境に配慮するものだったり、生産者さんにフェアに賃金を払っているものだったり、体が喜ぶものだったりします。最初はココがスタートで、実は色々社会的にも良いよね、というのは後から来たものだったかもしれません。

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